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初婚相手 江(浅井長政娘)その1

については、11ページも費やされている。
再婚・再再婚相手の二人と比べ、断然に多い。
よって、分けてお話しすることにします。

冒頭、「武徳編年集成」・「大三川志」・「御年譜微考」・「参州実録」等に書かれている佐治日向守の俗説の払拭から始まっている。
これは、以前もお話しさせていただきましたが、佐治日向守とは一成の父。その妻が秀吉の妹・朝日姫。日向守の子・一成の妻は。小牧長久手の戦いで、佐治父子が家康を佐屋の渡しで助けたので、秀吉が怒って、朝日姫とを奪い取り、佐治父子は自殺してしまったというもの。
一成の父の名は、日向守でなく、信方。信方の妻は信長の妹・於犬の方。信方は小牧長久手の戦いの10年前の長島一向一揆の戦いで討ち死にしているし、一成も、皆さんもうご存知のとおり、自殺はしていない。

この話が明らかに俗説であるのは、私如きでもわかったし、地元郷土史家たちも知っている。

この俗説は、我々はもう過去のものと思っていた。
「常滑史話索隠」は、もう46年も前の昭和40年に発表されたものだ。
その後に発表された、佐治&を題材にした歴史小説で、この説を採用している作家を私は知らない。

しかし、大河ドラマでは、これを参考にされてた。
なんとあの影響力の大きい大河ドラマで。
何度も言うが、佐治一成は小牧長久手の戦いには参戦していないし、佐屋の渡しで家康を助けたという史実は出鱈目である。
地元で著名な某郷土史家は、大河の原作脚本家を烈しく批判する。
それを書いたコラムを尾張大野歴史資料館に置くよう要求する。
私は、NHKさんには地元の武将を取り上げて頂いたことに対し感謝しているし、結果的に人の説に対する批判めいたものは展示できないと、やんわり断る。
でも、彼の気持ちは痛いほどわかる。

数日前、久しぶりにビデオで大河を見た。
「佐治一成様はとてもやさしい方でした」の上野樹里(役)の一言は、我々地元に対するマスターベーションに聞こえ、複雑な気持ちになった。

(ヨクロー)
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tag : 大河ドラマ

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No title

こんにちは☆

さすがにヨクローさんは地元だけにお詳しいですね。
大河ドラマは観てないのでどういう筋立てになってるかわかりませんが、以前「武蔵」の大河ドラマも史実とはかけ離れたデタラメぶりだったような記憶があります。
故和田勉氏がNHKを離れてからは時代考証がいいかげんになったのは確かでしょうね(*^_^*)
大河ドラマも単なる娯楽番組に成り下がったんじゃないかと推測してます^^

Re: No title

> こんにちは☆
今回は、こんにちは なんですね。こんにちは。
>
> さすがにヨクローさんは地元だけにお詳しいですね。
たぶん、そうなんじゃないかなと思います。

> 大河ドラマは観てないのでどういう筋立てになってるかわかりませんが、以前「武蔵」の大河ドラマも史実とはかけ離れたデタラメぶりだったような記憶があります。
そうなんだ。実は私テレビ自体あまり見なかったもので・・・(最近はビデオ付き地デジ買ったので、よく予約して観てます)

> 故和田勉氏がNHKを離れてからは時代考証がいいかげんになったのは確かでしょうね(*^_^*)
時代考証担当と演出家の関係がうまくいっていないのかな?

> 大河ドラマも単なる娯楽番組に成り下がったんじゃないかと推測してます^^
そう思えてもしかたないですね。
おちゃらけの部分とシリアスの部分とのバランスが悪い。
視聴率気にしすぎ、いいドラマを作ろうという意識をもっと強くもってほしい。
プロフィール

ヨクロー

Author:ヨクロー
2011年NHK大河ドラマ「江」の最初の嫁入り先「尾張大野」
この地の郷土史研究を楽しく行なっている会です。
(写真の江は、あいち戦国姫隊の江姫です)

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