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初婚相手 江(浅井長政娘)その4

さて、と佐治一成の婚姻の件である。

妻。浅井備前守女。豊臣秀吉公夫人淀殿之妹。有故離縁 「佐治系図」

秀忠公室。初嫁、佐治與九郎法名壺哉。後丹波少将某生女完子 「浅井系図」

三女ハ幼名督(御名小督御料人トイフ)先尾州佐地與九郎ト云人ノ方へ被成御座 「太閤素生記」

とある。

婚姻時期は、北の庄城落城後から、大野城落城の間、すなわち、天正11年(1583年)4月から天正12年(1584年)3月の間。
この間以外では考えにくい。
大河ドラマでは天正12年(1584年)正月頃婚姻でしたね。
私はもう少し早いような気がしますが…。を生娘で終わらせる演出上でしょうか?

、わずか十二歳で婚姻!この年齢に抵抗を感じる人も多いと思います。
瀧田氏は、の出生年はもっと前だという説を唱えています。

長政卿の御女にて、御諱は達子と申す~寛永三年の九月十五日、御所に先だちてかくれたまふ、御年五十四歳なり
「以貴小伝」

これをもとに逆算して、が天正元年(1573年)生まれだという根拠となっています。
だが、長政には三姉妹の他に万福丸と万寿丸がいて、
小谷城落城(天正元年)当時、10歳だった万福丸は、秀吉により磔処刑された(翁草)が、
万寿丸は赤児だったため命は助けられた。
となると、と万寿丸が同じ年に生まれたことになってしまう。双子?
然るに、江はもう少し前に生まれたであろうと瀧田氏。

江が天正七年(1579)生まれの夫君秀忠に比し、大分の年長であった事実を努めて隠そうとしていた所から、(以貴小伝が)誤れることになったものと想像する。と本書にはそう書かれている。
私、こういう深層心理からみた推理には結構納得してしまう。

一成十六歳、江十四歳の婚姻
ならば、当時としては普通の婚姻。
(例えば、前田利家の妻・まつは数えの十二歳で嫁しています)

最後に、私はもう一つ大きな疑問をもっている。
なぜ、三姉妹の三女が最初に嫁したのか?という点。
その回答は、残念ながら、この著書にも書かれていない。

私はない知恵をしぼって色々考えてみた。
おそらくあれではないだろうか。
別の機会に話すことにします。

(ヨクロー)


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tag : 大河ドラマ

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No title

こんばんは☆
しばらくご無沙汰でした^^

秀忠より年長だというのは自然だと思いますね。
いずれにしても江戸初期に書かれたものは史実だと決めつけられないと思います。
徳川にとって都合の悪いことは史実が改ざんされていたとしても不思議ではないと思いますね。

Re: No title

> こんばんは☆
こんばんはv-291

> しばらくご無沙汰でした^^
とても淋しかったです。でも、姫隊の江姫はかわいかったなあ~

> 秀忠より年長だというのは自然だと思いますね。
> いずれにしても江戸初期に書かれたものは史実だと決めつけられないと思います。
> 徳川にとって都合の悪いことは史実が改ざんされていたとしても不思議ではないと思いますね。
そうですね。
それにしても、江姫はキャワウィーの一言でした。

ヌカヤ

はじめまして!

暇だったので、「糠谷」と自分の名字を入れて、検索してみたら、なんと、羽根地区の糠谷についての書いてあったので、びっくりしました。私は、羽根地区の糠谷です。(今は別の場所に住んでいますが…) たしかに、東の小高い丘に二本の木がある場所があります。我が家では、二本木(にほんぎ)と言っていましたが。なぜか、いつもそこに、お供えをしていました。父からは、そこの場所から開拓が始まった?みたいな話を聞いたことがあります。
昔は、瓦屋?と営んでいたといことも聞いたことがあります。

あと、関係ないかもしれませんが、うちの庭にはなぜかお墓があります。

もし、何かつながりがあればと思い、コメントしました。江と関係ない話ですいません。

Re: ヌカヤ

> はじめまして!
>
> 暇だったので、「糠谷」と自分の名字を入れて、検索してみたら、なんと、羽根地区の糠谷についての書いてあったので、びっくりしました。私は、羽根地区の糠谷です。(今は別の場所に住んでいますが…) たしかに、東の小高い丘に二本の木がある場所があります。我が家では、二本木(にほんぎ)と言っていましたが。なぜか、いつもそこに、お供えをしていました。父からは、そこの場所から開拓が始まった?みたいな話を聞いたことがあります。
> 昔は、瓦屋?と営んでいたといことも聞いたことがあります。
>
> あと、関係ないかもしれませんが、うちの庭にはなぜかお墓があります。
>
> もし、何かつながりがあればと思い、コメントしました。江と関係ない話ですいません。

トモキさん、はじめまして。
色々情報頂き、ありがとうございます。
ぜひ、トモキさんの実家のルーツを調べていただけませんでしょうか?
三河海東記によれば、桶狭間の戦いの時、家康は大高城から大野に逃れてきました。
家臣団は東龍寺に逗留し、家康自身は、寺の前のヌカヤという百姓の家に逗留しました。
それがリアルに書かれています。
そのヌカヤさんの子孫を探しています。
その後、家康は大野から常滑に行き、衣川八兵衛にやっかいになり、無事岡崎城に帰ることができました。
衣川八兵衛の子孫は確認しております。
家康から下賜された観音像は、代々衣川家で祀られ、現在は常滑の柴船権現祭りで祀られています。
詳しくは当ブログの「家康と大野」のカテゴリーを読んで下さい。
ある意味、江よりも重要な案件だと思っています。

待ってました糠谷さん!

こんにちは。
蔦紋みよ吉です。
大変ご無沙汰しております。

糠谷さん登場おめでとうございます。
何かわかるといいですねv-10
これからの展開を期待します。

あと寺宝展、是非伺いたいと思ってます。ではv-237

Re: 待ってました糠谷さん!

> こんにちは。
> 蔦紋みよ吉です。
> 大変ご無沙汰しております。
こんにちは。お元気でしたか?
>
> 糠谷さん登場おめでとうございます。
> 何かわかるといいですねv-10
> これからの展開を期待します。

みよ吉さんがおっしゃって頂いてから、
全国の糠谷さん、大注目ですね。
>
> あと寺宝展、是非伺いたいと思ってます。ではv-237
お待ちしておりま~すv-238

No title

こちらにも重ねて失礼をいたします。

浅井長政の息子たちについては、何故か万福丸は特に、市の子とする説が根強いですね。
万寿丸はもちろん、万福丸も、市以外の所生という可能性が高いと思います。

何度も同じ史料で恐縮ですが、『渓心院文』では落城時江が生まれたばかりの赤子であったことが記されています。岐阜出生説でも落城の年に生まれたということは揺らぎがありません。渓心院については、祖父川崎六郎左衛門、母真珠院がともに京極家で初に養育され、真珠院はのちに「川崎」という名前で徳川家大奥に家綱乳母として仕えた女性です。渓心院自身も「外山」という名前で大奥に仕えていました。『渓心院文』は主にこの祖父や母から伝え聞いた話や自身の記憶を記した覚書で、父娘孫三代の経歴から、特に京極や徳川に近しい立場であることが、私がこの史料に一目置く理由です。
これらから、江の誕生年は固いと思われます。

逆に、万寿丸はその存在すら疑問視される息子で(私は実在したと考えていますが)、地元にはこの万寿丸の生母であったとされる女性の伝承が残っています。
その伝承を鵜呑みにすることは危険ですが、他にも周防守と称した弟(井頼、政賢など)、くすという娘など、市以外の所生と伝わる子女は何人もいますので、子女全てを市の所生と考えることは難しいと思われますし、逆に危険だと考えます。

なお、万寿丸が生還した理由ですが、赤子であったためというよりも、嫡男ではなかったことと、仏門に入ったためというのが大きいと思います。嫡男だけ殺され、次男以下が助命される(もちろん仏門に入らされるなどはありますが)ということは、兄弟の周防守をはじめ、他家でも結構見られるように思います。

最後のヨクローさんの見解、楽しみにしています。
もしかすると別のカテゴリで書かれていたら申し訳ありません。

Re: No title

> こちらにも重ねて失礼をいたします。
>
> 最後のヨクローさんの見解、楽しみにしています。
> もしかすると別のカテゴリで書かれていたら申し訳ありません。

『渓心院文』注目ですね~。
私も読んでみたいです。どうやったら、読めるのでしょうか?
私の見解は、まだ書いていません。
もう少し裏を取りたいです。
以前、紀伊さんのブログで質問したのも関係あります。
少しでも真実に近づきたいと思っています。
今後とも色々教えてくださいね。

No title

 現在最終校正中ですが、私の書いた、「真説 浅井長政嫡子 越後・浅井帯刀秀政」という本が、8月中に、京都・宮帯出版社から発売となります。御一読下さい。万寿丸のことです。

Re: No title

>  現在最終校正中ですが、私の書いた、「真説 浅井長政嫡子 越後・浅井帯刀秀政」という本が、8月中に、京都・宮帯出版社から発売となります。御一読下さい。万寿丸のことです。

そうですか。とても興味深いです。
万寿丸はてっきり福田寺の住職になったと思っていました。
出版、楽しみにしています。
プロフィール

ヨクロー

Author:ヨクロー
2011年NHK大河ドラマ「江」の最初の嫁入り先「尾張大野」
この地の郷土史研究を楽しく行なっている会です。
(写真の江は、あいち戦国姫隊の江姫です)

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